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書けない理由

私にとっていちばん無難であったはずの、G様とU子様のセックスについて、思考に空白の部分があってどうしても書けない。

実はもう理由は分っている。

これもおそらく三人のご主人様も知らない私の気持の部分で、やはり書くのに勇気がいる。
でもこれを書かないと終らないから、最後にこれを書くことにする。

G様とU子様がセックスするのを私はその3月20日にはじめて見た。
S様とU子様がセックスするのをビデオで何度も見ていたのと対照的だ。
同時にG様が他の女の人、それも生まれてから生物学的に女性だった人と、セックスするのをはじめて見た。

G様の性のテクニック、S様に仕込まれたU子様の体は、私とG様、S様とU子様のセックスに負けず劣らずの快楽に満ちたものだった。

U子様は、私と同じ声をG様に抱かれてあげていた。

私はS様とU子様とのセックスで、U子様の声を通して、そしてそれに精神的にシンクロすることで、U子様がS様から与えられている快楽を感じた。

しかしG様とU子様とのセックスではそういうことはなかった。

私はU子様がG様から得ている快楽というふうに感じることを無意識に拒否していた、それは私にとって、あくまでもG様がU子様に分け与えている快楽だった。

私はその快楽を、G様の手の動きやG様の腰の動き、その息づかいを通して直接に感じていた。
U子様の快楽を通してそれを感じたくなかった。
それはU子様に与えられるべき快楽ではなくて、私に与えられるべき快楽だった。

G様とU子様のセックスはその後の2週間ごとの4人でのプレーでも行なわれ、その後も2回それに立ち合った。
そのたびごとに同じ思いがやってきた。

2人のセックスの現場にいると心が乱れてくる。

狂おしくなって眼を閉じて二人のセックスを聴いていると、G様の手つきや、G様の体の感覚ばかりが想像される。
それは今こちらに向けられていないもの。
私はG様に抱かれてはいない。
そして、どうしてもU子様の声にシンクロできなくて、胸が苦しくなる。

嫉妬。

そう私ははっきりとU子様に嫉妬している。

U子様は美しいすばらしい体を持っている。
G様の心が囚われても文句はいえない。

私は自分の男を自分のものだけにしておきたいという独占欲、他の女にとられるかもしれないと思う女の不安感と嫉妬を抱いている。

自分の恋人だった女性を奪った男に嫉妬するどころか感謝し、自分の恋人だった女性に自分の男の心を奪われるのではないかと嫉妬する私。
ずいぶんと遠いところまで来たものだと思う。

でもこれがゆきの正直な気持。
私はゆき。



=====

G様はまだお帰りにならない。
一人でなかったら、ここまではたぶん書きませんでした。
一人にしないでください。

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Author:yukismiling
2009年6月より思いがけないきっかけかで女性化調教を受けています。ホルモン治療中。20代後半。一般会社員→派遣。ブログは調教の一部としてはじめました。

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