「妬けるわね」
調教のある土曜日は、体力と気力を夜の調教に向かって温存するために、あまり慌ただしいことをしないでゆっくり過ごすよう言われている。
ブログも濃い話はやめなさいと言われているけど、2週間前の調教のことについて何も書いていなくて、指示を受けて、少しだけ書いておきます。
2週間前の土曜日の調教では、3人の御主人様が、調教の前々日に私が気持を吐き出した記事を面白がって読んでいて、それをお使いになった。
2週間前にいちばん書きにくかった記事は、G様とU子様がセックスするのを最初に見たときに、沸きあがる嫉妬の気持だ。
もちろん、U子様が他の男とセックスしているということではもうない。
G様がU子様を可愛がっているということに対する嫉妬の気持。
どんなに押えていても、本物の女性に対するコンプレックスというものはある。
ほんとうはG様も本物の女性とセックスするほうが好きではないか、いつかG様の心をとられるのではないかという、馬鹿馬鹿しいと思っても、その場になると湧き上がる気持。
S様とU子様は、私の気持を最大限に生かすとおっしゃった。
そして、結果として、5月1日の4人でのプレーのときは、私とG様というセックスの組み合わせだけが避けられ、おあずけになった。
G様はU子様を徹底的に愛撫し、何度も何度もイカせた。
私にいつも使うテクニックを、特別に濃厚にU子様に施していた。
私を嫉妬で狂わせるためだった。
G様とU子様のベッドの上でのセックスを見せつけられながら、私はS様に後から抱かれていた。
横に寝そべったまま、S様が私を背後からおおいかぶさるように抱き、貫き、ゆっくりと胸を愛撫しながら、ゆったりと時間を過ごされた。
私の激しい嫉妬を押しとどめるかのように、S様は私の体を背後からがっちりとかかえ、気持をなだめるかのように胸を愛撫していた。
ベッドの上のG様とU子様は、向い合って抱きあい、愛しあっている二人のような濃厚なセックスをしていた。
そして、G様にしがみつくU子様の声が激しくなった。
もうずっと耳になじんでいるいつもの声。
私のものでもある声。
自ら激しく動いているU子様の腰、それは私とそっくりだった。
それを呆然と眺めながら、気づいてみると、背後のS様の動きが、それに合わせるように激しくなっていた。
まるでG様がU子様を突き上げるように、S様は私のお腹を背後から突き上げはじめた。
U子様の声を聞きながら、S様に突き上げられて、自分も同じ声を上げていた。
目をしっかりつぶっていた。
いつの間にか、G様とU子様とことが意識から消えてっいた。
二人の声が聞こえないほど遠くのものになり、自分の声と、S様の息づかいだけが聞こえていた。
いつの間にか、私とS様の二人の世界に入りこんだ。
そうして、イッタ。
そしてもう1回。
泣き叫びながら。
S様に翻弄されて、狂っていた。
疲れ果て、動きがとまり、ぼうっとしていると、上から
「妬けるわね」
という声が突然聞こえた。
U子様の声だった。
顔を上げると、いつの間にか、U子様とG様が並んで仲良く私を見下ろしていた。
G様も、笑いながら
「俺も」
と、ぽつりとおっしゃった。
消えてしまいたいほど恥かしかった。
二人はいつの間にか自分たちのセックスを終り、悶えよがっている私を観察していた。
背後のS様はそれを知りながら、私に我を忘れさせ、何度も絶頂へと追いつめていた。
激しい羞恥とともに、何とも言えない罪悪感が襲ってきた。
G様のことを見ていたはずなのに、S様に抱かれるうちに、G様のことも忘れて、いつの間にかS様との二人の世界に没頭していた。
恥しさのあまり、身をよじらせて自分の体を隠したくなった私を、S様はがっちりと後ろから押え、また腰を動かしはじめた。
まだ射精していなかったS様は余裕たっぷりだった。
私もくたくたに疲れていたと思ったのに、腰からお腹を貫き突き上げる、強い力の運動に、体をまかせていると、後頭部が痺れるような感じがまた襲ってきた。
かすれた声をふりしぼるような声が喉の奥から出はじめた。
目をつぶり、感覚に自分をまかせていると、上から見下ろす二人のことがまた意識から消えていった。
ブログも濃い話はやめなさいと言われているけど、2週間前の調教のことについて何も書いていなくて、指示を受けて、少しだけ書いておきます。
2週間前の土曜日の調教では、3人の御主人様が、調教の前々日に私が気持を吐き出した記事を面白がって読んでいて、それをお使いになった。
2週間前にいちばん書きにくかった記事は、G様とU子様がセックスするのを最初に見たときに、沸きあがる嫉妬の気持だ。
もちろん、U子様が他の男とセックスしているということではもうない。
G様がU子様を可愛がっているということに対する嫉妬の気持。
どんなに押えていても、本物の女性に対するコンプレックスというものはある。
ほんとうはG様も本物の女性とセックスするほうが好きではないか、いつかG様の心をとられるのではないかという、馬鹿馬鹿しいと思っても、その場になると湧き上がる気持。
S様とU子様は、私の気持を最大限に生かすとおっしゃった。
そして、結果として、5月1日の4人でのプレーのときは、私とG様というセックスの組み合わせだけが避けられ、おあずけになった。
G様はU子様を徹底的に愛撫し、何度も何度もイカせた。
私にいつも使うテクニックを、特別に濃厚にU子様に施していた。
私を嫉妬で狂わせるためだった。
G様とU子様のベッドの上でのセックスを見せつけられながら、私はS様に後から抱かれていた。
横に寝そべったまま、S様が私を背後からおおいかぶさるように抱き、貫き、ゆっくりと胸を愛撫しながら、ゆったりと時間を過ごされた。
私の激しい嫉妬を押しとどめるかのように、S様は私の体を背後からがっちりとかかえ、気持をなだめるかのように胸を愛撫していた。
ベッドの上のG様とU子様は、向い合って抱きあい、愛しあっている二人のような濃厚なセックスをしていた。
そして、G様にしがみつくU子様の声が激しくなった。
もうずっと耳になじんでいるいつもの声。
私のものでもある声。
自ら激しく動いているU子様の腰、それは私とそっくりだった。
それを呆然と眺めながら、気づいてみると、背後のS様の動きが、それに合わせるように激しくなっていた。
まるでG様がU子様を突き上げるように、S様は私のお腹を背後から突き上げはじめた。
U子様の声を聞きながら、S様に突き上げられて、自分も同じ声を上げていた。
目をしっかりつぶっていた。
いつの間にか、G様とU子様とことが意識から消えてっいた。
二人の声が聞こえないほど遠くのものになり、自分の声と、S様の息づかいだけが聞こえていた。
いつの間にか、私とS様の二人の世界に入りこんだ。
そうして、イッタ。
そしてもう1回。
泣き叫びながら。
S様に翻弄されて、狂っていた。
疲れ果て、動きがとまり、ぼうっとしていると、上から
「妬けるわね」
という声が突然聞こえた。
U子様の声だった。
顔を上げると、いつの間にか、U子様とG様が並んで仲良く私を見下ろしていた。
G様も、笑いながら
「俺も」
と、ぽつりとおっしゃった。
消えてしまいたいほど恥かしかった。
二人はいつの間にか自分たちのセックスを終り、悶えよがっている私を観察していた。
背後のS様はそれを知りながら、私に我を忘れさせ、何度も絶頂へと追いつめていた。
激しい羞恥とともに、何とも言えない罪悪感が襲ってきた。
G様のことを見ていたはずなのに、S様に抱かれるうちに、G様のことも忘れて、いつの間にかS様との二人の世界に没頭していた。
恥しさのあまり、身をよじらせて自分の体を隠したくなった私を、S様はがっちりと後ろから押え、また腰を動かしはじめた。
まだ射精していなかったS様は余裕たっぷりだった。
私もくたくたに疲れていたと思ったのに、腰からお腹を貫き突き上げる、強い力の運動に、体をまかせていると、後頭部が痺れるような感じがまた襲ってきた。
かすれた声をふりしぼるような声が喉の奥から出はじめた。
目をつぶり、感覚に自分をまかせていると、上から見下ろす二人のことがまた意識から消えていった。